MUCHU人

「私の物の感じ方」

学のない私が思う政治と投票

投票に行って来ました。

私は普段から突飛な事を真面目に考えるのが好きなので、行き帰りに家族へ向けて選挙に際して思う事を色々と話していました。

例えば、国民の投票率が悪い理由は何か?と自分が考えた時に、選挙権という国民の権利は放棄したくはないけれど、貴重な休日の貴重な時間の一部を、投票のために費やすのが正直面倒。
会場に行くまでが寒いし疲れる。
真面目に投票する割に、頭の一方では私は正直そんな事を考えています。

私はそうなんですが、正直人間って目の前の事を一番感じやすかったりしますし、実際そんなものだと思います。
効果を感じられない政治から興味が失せるのは当たり前ですし。
成績の悪い社員に対して期待感が失われるのと同じだと思います。

私の年代の投票率は約50パーセント、20代は40パーセント未満と本当に低いのですが、大凡、行かない理由なんて多分私が考えてしまうような事と大体似てるんじゃないかと思います。
行かなきゃなとか、行きたいなと思っていても、現実生活を回すのだけで疲れて、そこまで気力がないとか、頭が回らないとか、今日を自分のメンテナンスに使う方がずっと良いとか。
国民の生活なんてそんなにカッコよくないし、期待感がなければ、目の前の良い効果が上がる方向に転換していく方がよっぽど効率の良い話だと思います。

私はですが、合理的な面がありますし、選挙は国民の権利でもあり義務でもあるのだし、義務を果たしたのだから、投票日の振り替え休日があってもいいんじゃないのか?と考えていたりしました。
振り替え休日があれば、若者の投票率も上がるのでは?と思ってしまいます。
選挙に行くと証明書を発行してくれて、有給が取れる仕組みです。
実際そうならば、自分の持ち時間を費やしたという気分が減るのではないかと考えました。
それにはもっと他に改善しなくてはいけない所があるのは私でも分かりますが、景気が回復しないわ、投票率が下がるはとか言ってないで、そんな小さい所からやってみてはどうなのか、と率直に思ってしまいます。

期待の持てる改革なんて、そんなにカッコよくないのではと思います。
実際アベノミクスはカッコいいネーミングと雰囲気ばかりで、現実味のない所が、特に効果も感じられないです。
もっと目の前の具体的な所を求めているのに、実際生活とのズレがあるなと思うので、突飛ですが自分の感じた事を書いてみました。

正直そもそも、難しい事を並べて、国民全体が理解出来ないような政治にしてしまう事自体が、民主主義とは思えないんですよね。
国民が理解出来ていないのは、説明していないも同然かと思います。
国民全体への説明がなされていない以上、もはや民主主義ではないと私は考えています。
何も学のある人間だけが国民ではないですし。
だから、知識人だけが専門知識を持って、語るような事ではないと私は思っています。

私の考える事は政治の中身を理解して書いているものではないですが、私が実感している事は、確かに一国民としての私の実感だと思っています。

それでは私でした。