MUCHU人

「私の物の感じ方」

感触の話

生活していて好きな感触というのがいくつかあります。
好きだというだけで、他はダメだというのではないです。

例えば前の記事にも書いた、冬のモコモコ部屋着など、モコモコの手触り。
ヌイグルミはあまり好きではないので持っていないのですが、生活で道具として使用する物のモコモコは暖かくて、生き物の手触りに似ているので、心が落ち着きます。

それから、クイックルワイパー。
掃除自体が別に好きなのではないのですが、クイックルワイパーで床を滑らせていると、スルスルっとする感じがたまらなく好きです。
ウェットシートの後にドライシートで拭くと、スルスル感が増して、ちょっと怪しいですが、体がくすぐったいような快感があります。
リノリウムと木材では床の素材によってチョットづつ感触が違ってくるので、飽きないです。

それからオイルレザー。
皮膚みたいにしっとりとしていて滑らかなので、触っていると安心感があります。
鞄だと、使い込めば使い込むほど、人間と手を繋いでいるように肌にフィットするので好きです。

それからリネン。
リネンは、汗かきで、衣服の繊維や縫い目によっても痒くなりやすい私にとって、サラサラ感が保てて、着心地の良い素材です。
春夏にはかなり重宝します。

それから無印良品のメンズTシャツ。
あれは夏なんかはジーンズに一枚でOKだし、二枚で1000円ぐらいで安いし、ザブザブ洗っても襟刳がだらし無くならないし、冬は肌着にすればいいし便利です。
縫い目も工夫されているのか、肌に直接着てもゴワゴワしなくて、吸い付く感じが好きです。

綿天竺素材も好きです。
ベッドカバーや座布団、パジャマがそうなんですが、とにかく感触が軽いです。
何かが触れている違和感とか、纏っているような感覚がなく、スルリと着れます。
シワも気にならなくて良いです。


それからガシガシに堅く編んだセーター。
堅く編んだセーターは、セーター特有の静電気が起きにくいです。
そしてナイロン、アクリルのチクチク感があまり感じられなくて着やすいです。
ウールの毛羽立ちも気にならないし、スウェット感覚で着られるので、肌ストレスが少なくて済むなと感じます。

濡れた洗濯物の感触が好きです。
だから洗濯は断然干すのが好きです。
繊維と繊維が水分で締まっているので、それをパンパンすると、洗濯物の感触がピタッピタッとした触り心地になってなんとも言えないのです。

水。
水の触り心地は落ち着きます。
これは良く分からないんですが、プールで水泳が唯一続いたスポーツだし、体調が悪くなると水仕事も風呂も長くなります。
手洗いも増えます。
落ち着くんですよね。


愛犬(焦茶ラブラドール♂)の触り心地。
毛がモコモコで可愛い系ではないんですが、筋肉と汗ばんだ柔いお腹と弛んだ胸がムチムチしていて触り心地が良いです。
白いお腹にはビッシリ胸毛が生えているので、胸毛の触り心地も良いです。
人間の男性でもこんな風に体毛が濃くて、ムチムチしている人が好きですが、今は必要ないので、犬で満足しています。
耳もベロア素材に良く似てスルスルしています。
でも何より鼻の触り心地が消しゴムみたいで好きです。
可愛い子だともっとツルツルしているんですが、ウチの犬は消しゴムみたいで変な感触です。
あまり触ると怒られますが、触るとストレス解消になるので鼻を触っています。


感触の話はそんな感じです。

それでは私でした。